こんにちは。
金城昌太郎びんがた工房の金城(息子)です。
本日は、金城昌太郎びんがた工房の
公式LINEの方でもお伝えしております
琉球王朝時代の枝垂れ桜柄
をご紹介いたします。
それでは、早速どうぞ!!!
○白地霞枝垂桜燕文様紅型苧麻衣装
琉球紅型で最も大切と言われている「朱」の色が
多く使用されており、とても鮮やかで
紅型らしい色彩になっております。
ここで注目して頂きたいのが
鮮やかだけで、上品さを感じる配色です。
一般的にここまで多くの色を使ったら
派手すぎる・・・と感じる場合が多いのです。
しかし、琉球王朝時代の紅型の場合は
派手すぎると感じる事はなく
逆に
「美しい」
と感じるのは、私だけでしょうか。
こんな多くの色を使っているだけでなく
さらに色の中でもインパクトの強い「朱(赤)」の色を使っているにも関わらず
派手すぎず、上品に感じる所が
琉球紅型の美しさの魅力ではないかなと私は思っております。
話が柄ではなく
色の方になってしまい
失礼いたします。
本日の本題は
枝垂桜の柄についてでしたね♪
しっかりと見て頂きたいので
柄を拡大いたしました。
これが、琉球紅型の枝垂桜文様です。
いろんな方向に飛ぶ鳥達が描かれている事で
とても動きのある柄に見えてきます。
色の鮮やかさだけでなく
琉球王朝時代の絵師の表現力の高さも感じる事のできる柄になっております。
いかがでしたでしょうか。
あなたが、イメージしていた
琉球紅型っぽい柄と同じでしたでしょうか。
これからも
紅型職人である金城昌太郎が大切にし
その美しさを後世に残そうと人生をかけた
琉球王朝時代の紅型の美しさを
色、柄など様々な角度からお伝えしていきますので、
どうぞ、よろしくお願いします。